ファミリーコース「アートをたのしもう」

5月からはじまった善三美術館の美術教室は3コース。「手づくりコース」「美術(型染め)コース」と、「ファミリーコース」です。
5月24日(土)、ファミリー対象の「ファミリーコース」が始まりました。
10家族定員でしたが、11家族の申し込みを受けて、ギュウギュウでスタート!
今年はこの11家族で、6回シリーズのいろんな講座を楽しみます。
第一回目の今回は、講師にアーティストの今田淳子さんを迎えて、「アートをたのしもう」という2時間でした。

この日は9家族26人の参加です。
講師の今田淳子さんです。
イタリアのミラノに13年住んでいたことなど、はじめに自己紹介してくださいました。

「ここは緑がいっぱいで気持ちいいですね、今日はいろんな葉っぱを使います」
「まずは、形や色がいいなあ、ステキだなあと思う葉っぱをいくつもあつめてください。ひとつの形を3つずつくらい」
みんな、それぞれに探します。

「ヘビに気をつけて~」

「こんなの、どうかな?」

日差しもさわやかで、風もそよいで、木陰はとっても心地いい日でした。

「いっぱいとったね」

普段見過ごしている葉っぱも、あらためて探すと、いろんな形や色のものがあって、楽しいです。

採ってきた葉っぱを手でモミモミつぶして、つぶした葉っぱを紙にこすりつけると、にじみ出る色が紙にうつります。
同じような緑色の葉っぱでも、黄緑の色が出たり、茶色っぽかったり、さまざまです。

「葉っぱを紙の下に敷いて、紙の上から粉絵の具を指につけて、こすってみてください」
「こうすることを〝フロッタージュ〟といいますよ。
 フロッタージュ、です」と先生。

こすると、葉脈の形が浮き出てきます。

「葉っぱをはりつけてもいいですよ。
 はりつけることを、〝コラージュ〟といいます」
「イタリア語で、はりつけることを〝コラ〟って言うんですよ。
 コラ。コラ、です」
小さな子ども相手にも、作品づくりに使うことばをゆっくり発音して教えてくださいました。なんとなくでも接していると、いつかその言葉も頭に入るんだろうな。そうやって子どもにもきちんと伝える姿勢が印象的でした。

↓ 葉っぱがはみだすのも、ありです!

コケも使ってます。コケも葉っぱとして…。

こすった葉っぱの色、緑と黄色の粉絵の具で浮き出た葉っぱ、はりつけたコケで、一枚の作品になってます。

「次は、絵の具を使いますよー」

「まずは、青と黄色の絵具を水に落として、いろんな緑色を作ってください」
「葉っぱをよーく見て、葉っぱの色を作ってみて。
 いろんな緑色があるでしょう?」
それぞれのファミリーごとに、いろんな色を作ります。
ひと家族10個くらい用意されたコップ。
「ぜんぶのコップを色水にしていいんですよ。どんどん作って!」と先生。


筆を使ってもいいし、ティッシュをまるめて使ってもいいし、化粧用コットンを使ってもいい…と言われて、みんな自由に描きます。

指を使って。

石を使って。石を色水につけて、転がしてます。

指ではじいてます。


「赤の絵の具も使っていいですよー。どんな色ができるかな?」

赤や、作った緑や、さらに青や黄色をどんどんまぜていると…黒っぽい色になりました。
「いろいろまぜたら黒になる、というのも、自分でやってみてわかることが大事」なんだそうです。
いろんな色を作りながら、ひとり何枚も自由に紙に色や葉っぱや、中には土ものせて、のびのび作品づくりを楽しみました。

あっという間の2時間、この日の講座はお昼ごろ終了しました。
おつかれさまでした。
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終了後…
「ねえねえ~」

使ったティッシュが、こんなかわいいことに…。「いろたまご」?

できた作品は、講座終了後、今田先生がラミネート加工してくださいました。

次回、作品集にして各ファミリーにお渡しします。

楽しかったね!

 

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