「欲しくなる展覧会ー版画の魅力ー」スタート


1月28日(火)から3月16日(日)まで、「欲しくなる展覧会ー版画の魅力ー」を開催しています。
坂本善三をはじめ、15人の画家の様々な技法の作品を展示しています。

以下、今回の展示会の資料より****************
『当館のコレクションの中には、様々な技法の版画作品があります。リトグラフィ、モノタイプ、エッチング、アクアチントなど多岐にわたり、作家も坂本善三はもとより、野見山暁治、白髪一雄、柚木沙弥郎、難波田龍起、ハンス・アルトゥング、そのほか国内外の画家の作品を幅広く収蔵しています。この展覧会では、多様な表現をたっぷりとお楽しみいただきたいと思います。
 複数枚制作されることがほとんどである版画は、その気軽さから人々が作品をコレクションする際の入り口の一つでもあります。「もしも買うなら・・・」と考えるのは、絵を見るときの一つの楽しみ方です。版画ならそれがより身近に感じられます。
 「気に入った絵を家に飾る」と想像すると、自分の理想とする暮らしが浮かび上がってきたり、自分が暮らしの中で求めていることに気づいたりすることがあります。いわゆる「芸術作品」でなくても、自分が心を寄せることができるものが生活の中に息づいているのはとても豊かなことだと思います。
 本店では、様々は作家によるバラエティに富んだ表現の版画を展示し、「欲しくなる絵」という視点で干渉を楽しんでもらいたいと思います。そして、自分の気持ちに合った作品を見つける喜びを感じ、生活の中に作品があることを想像することによって、芸術を身近なものと感じるきっかけとなればと思います。』
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そして、展示棟の奥には、みなさんの「欲しくなった作品投票所」を用意しています。

自分の暮らしの中に、もしこの絵があったら…と思いながらゆっくり絵を見て、欲しくなった作品を一つにしぼってみてください。選んだら、どうしてその作品を選んだのか、家のどこにどんなふうに飾りたいのかなどを、投票用紙に自由に書いていただいて、ボードに貼ってもらいます。ほかの人の書いたものを見るのも、興味深いです。

お越しをお待ちしています。
 

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