制作道場21日め、「小国中ワークショップ6、父の背中」

制作道場21日め、8月22日は「小国中ワークショップ6、父の背中」です。
中学生のワークショップは全6回の、本日は最終回です。
「やっと最終回~、今日もがんばるぞ」とくるみちゃん。
元気のよさそうな女の子を指名して、後ろ頭の顔を描いてもらいました。

では、中学生の背中を使って、数字の伝達をやってもらいます。
本日は女の子7人、男の子3人。
男女まぜようかともしましたが、はじめは抵抗のないようにそれぞれのチームで。
男子3人で「6」を伝えました。
「なに??わからん!!」
「b」みたいな形になって、「6」が伝わりました。

2人ひと組の女の子。

人数を増やして5人でひらがなを伝えたら…。

「えーっ!!『つ』が『あ』になったのー!?難しい字に変わるのって、珍しいよ!」
一筆書きの「つ」が、なぜか「あ」になって伝わりました。
最後、10人みんなで一列になって、「動物の絵」を伝えます。
「やりたい人ー?」「はい!」
男の子が立候補してくれました。
「つよく、ゆっくり描いてあげてー」とくるみちゃん。

「え?もう描きよると?わからんわからん」
はじめの男の子が、黒いクレヨンでキリン?っぽい絵を描いてくれました。

「みんなー!考えないで、描かれるのと一緒に手を動かしてー!」
「感じたまんまでいいんだよー!」
「まちがいとか正しいとか、そういうのないから!」
「絵になってなくていいんだよ!感じたまんま!そのまんまを描いてー!」

「いいよいいよ!」
「そう、あー!とってもいいよ!!」
「そうそう、同時に、そんな風に手を動かす!いいよ!!」
「すごい!みんな、とってもいいよ!」


「はい、おしまーい!」
「みんな、背中を見せあいっこしていいよー」
「ちょー、なん描いたとー?」
「こんなんやったとー?」
「全然わからんかったー」

「じゃあ、並んで見せてくださーい」

はじめの三人。左←右。

そして、最後の女の子が背中で感じた線。

みんな、お疲れさまでした。

くるみちゃん、おつかれさまでした。
(ごめん、この写真、みんなのうちあと一人入りきれてなかった…ゆるして!)
 
午後、父の背中です。

いつもはこうやってくるみちゃんの背中にことばを書くのだけど…なぜか逆転。
「おれも書かれてみたい」と、くるみちゃんが書いたりしました。

そして、隙をついて翌日の作業を確認。
「これなら、虫ピンでいけるね」
さあ、次の日もお楽しみに。

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