制作道場6日め「かかし」

制作道場6日め、本日8月4日のタイトルは「かかし」です。
「美術館の庭に立つかかし。
館内にはそれを描く人。
しかし、よく見ると…」

よく見てください。



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くつしたの足が、変にリアルです。


そうです。本人は、かかしなのです。

「かかし?」

「本物?」

「人じゃね?」
ただ、人がじっと立っているだけだというのに、みなさん何度も振り返り、立ち止まり、のぞきこみ、ものすごく注目しています。
まさか雨の中、人が立っているとも思わないのでしょう。
中には疑いもなくかかしだと思い、素通りして美術館に入館される方も。
「作家本人です」とお伝えすると、
「えええ!!!」と、驚かれる方も多数。
受付でお客様が入ってくるのを待っていると、いろんな声が聞こえてきます。
「人だろ?」
「はあ?」
「生きてる人を作ったんでしょ?」
「足が動いたよ」
「まさか」
「ほんと??」
今日は、いらっしゃる時もお帰りの時も、みなさん庭で足をとめて、話しかけたり写真を撮ったり。「もしかして動くのでは」というお客様の期待に応えて、くるみちゃんは時々、肩からたらした手を小さく振っています。

雨の中、おつかれさま!
しかも雷も鳴ってたけど、中断なし!
まだ、やってますよ~。
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朝の準備風景。
本日の企画は、実は2日前に来館されたお客様が考えてくださったもの。
愛知からお越しのお客様、早速実現しました!!
ありがとうございました!
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