ワタリドリ計画の「旅カルタ」

11月4日(日)まで開催中の「麻生知子・武内明子展」では、同時開催で「ワタリドリ計画 第14回小国展 旅カルタ」の展示もあります。
麻生さん、武内さんのユニット「ワタリドリ計画」(※)が、今回は小国の旅の思い出をカルタで表現しています。美術館本館の一室の鴨居部分に、「あ」から「ん」までカルタの絵札、読み札がぐるりと並んでいます。見ごたえ十分です。
小国に住んでいるスタッフも、「あそこにこんなのあるの?」「こんなところまで行ったの~?」と地元を再発見したり、ツウなお店の登場に驚いたり。小国をめぐる旅のエピソードに、思わずクスリと笑ってしまう札もあります。
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カルタのお部屋。
展示を見て、そしてそのカルタで、実際遊べます。
遊んでいるのは、ワタリドリのお二人とお友達です。

展示棟の中の作品だけでなく、本館のカルタ作品もぜひご覧ください。
そして、遊んでみてください。
※「ワタリドリ計画」とは…渡り鳥が暖かい場所と餌を求めて飛んでいくように、展示場所と題材を求めて日本全国を飛んでいく活動をする、麻生さん武内さんのユニット。展示予定地が決まったらその土地を旅行し、その時に見たものなどを元に作品を制作、展示のテーマを決めてその土地で展覧会を開催する。2009年札幌展を皮切りに、これまで全国14箇所で展覧会を開催している。
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後日…
小国町に教育旅行に来ている中学生のグループが、美術館を訪れ、カルタで遊んでいるところを写真に撮らせてくれました。
「この字、何て読むの?」(たしかに、地名は難しい…)とか、「その札、絶対取りたかったのに~」などと、キャアキャアと盛り上がってました。

 

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