坂田黎一・坂田燦 展 はじまりました

坂本善三美術館の新しいシリーズとしてスタートした「郷土の表現シリーズ」の第1弾として、坂田黎一・坂田燦展が今日から始まりました。
誠実な筆致で社会的なテーマを描く兄・黎一と、坂本善三の弟子でもあり、「横たわる」シリーズで生と死をテーマに描く弟・燦。
画題は違っても、2人の作品は、終始人間への深い眼差しで貫かれています。
本展では、それぞれの代表的な油彩の作品でそれぞれの画業をたどるとともに、同時開催展として、「三代にわたる坂田家の絵画と児童画展」を開催し、坂田家に伝わる祖父、父、兄弟の子どもの頃の絵などを通して、2人の作品の根底に流れている、自分へ、家族へ、社会への真摯な眼差しをご覧いただきたいと思います。

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