制作道場8日め「母の絶筆」

本日、8月7日は制作道場8日め、 タイトルは「母の絶筆」です。
まずは、後頭部にくるみちゃん母、登場です。
描いたのは、当館学芸員。くるみちゃんが描いた似顔絵をもとにしています。

くるみちゃんのお母さんは亡くなられているので、黒縁リボンつきの額入りで…。

そして、表(?裏?)はこうです。
ふざけて見えたらすみません。でも、作家ご本人の作品なのでご勘弁ください。

くるみちゃん、お母さんとして、会場に座っています。
お母さんが描いた…という設定の描きかけの絵があります。これが、絶筆。
お母さん、手芸がお得意だったそうです。
針やボタン、ビーズ、編み物の編み針…。たくさん並べています。お母さんの遺品です。

くるみちゃんのお姉さんが、原稿を寄稿してくださいました。
くるみちゃんの作品のこと、お母さんのこと…。
お姉さんの原稿、なんか素人じゃありません。と思ったら、原稿書きの玄人さんでした。やっぱり…。ちょっと長めの原稿ですが、読ませます。

お昼になって、くるみお母さん、休憩です。

休憩から戻る姿。シュール。

くるみお母さんは、ここでこうして一日、お母さんのことを思いながら(本当は、明日以降の作品をどうしようと企画をぐるぐる考えながら)ビーズをつないでいました。途中、お客さんと他愛もない話をしつつ。

ビーズもお母さんのコレクションです。何メートルもの長さになりました。

お母さん、一日おつかれさまでした。
くるみちゃんの作品の一部となって、喜んでもらっているならいいのですが…。

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