「柿渋座2022」柿渋塗り・染め
8月20日(土)「柿渋座2022」で柿渋塗りを行いました。「柿渋座」座長・建築家の「たねもしかけも」さんと参加者のみなさんで美術館の外壁・雨戸・玄関を柿渋で塗りました。
柿渋は防水・防虫効果のある昔ながらの自然塗料です。この日塗料として使ったのは2019年に柿渋座で仕込んだ柿渋です。
壁塗りの後は、今年の柿渋仕込みの作業もしました。2週間前に仕込んだ今年の柿の実を漬け汁から保存用の樽に取り出して、今年の一番柿渋の仕込みが完了しました。取り出した実はまた水に漬けて二番柿渋を作り、この二番柿渋はまた来年、一番柿渋の仕込み水に使います。
柿渋を研究中という高校生の柿渋染めも行いました。染めたさらしは近々のれんとなって町内の飲食店に飾られる予定があるようです。