Over50関連企画しめ縄づくり体験
Over50で楽しむ善三展
関連企画の振り返りシリーズ②
10月20日 しめ縄づくり体験
小国小学校6年生の鑑賞体験教室として、しめ縄づくり体験を行いました。講師は、小国郷内のしめ縄名人4名の皆さんです。
まずは、本展参加者のしめ縄名人・佐藤一雄さん(さとういちおさん)の技を鑑賞。佐藤さんの手にかかると、見ている間にスルスルとかっこいいしめ縄が生まれてきます。その様に生徒の皆さんからも拍手喝さいがおこりました。
その後、3チームに分かれていよいよ縄をなう体験です。
指導は、坂本昭和さん、田辺敦美さん、城戸文夫さん。
一人ずつに配られたもち米の藁束を3つに分けて、まずは二つをねじって撚り合わせ、そのあともう一つをねじって先のねじりに組み合わせていきます(口で説明するのが難しい!)。
初めて取り組む6年生の皆さんも、名人たちの手を借りながら無事縄をない、最後にぐるっと丸くしてしめ飾りに仕上げました。
藁のいい香りと手触りの中、自分の手の中から形が生まれてくる喜びを感じることができたと思います。
来年のお正月にそれぞれのご家庭で飾られるといいですね。
ちなみに、藁を提供してくださったのは、本展参加者の穴井康雄さん。いただいた藁を「すぐって」(いらない葉っぱなどを取り除いて縄に使う部分だけにそろえる)、使いやすいように藁を打って、一人分ずつの藁束にするところまでの手のかかる作業を、講師の坂本さん、田辺さん、木戸さんがしてくださいました。何事も、作り始めるまでの大変な手間がかかるのですよね。ありがとうございます。