「坂本善三が遺したもの」開催
「没後30年坂本善三展 坂本善三が遺したもの」がはじまりました。今回は、当館開館後に寄贈された作品を展示しています。9月13日(水)までです。
※7月17日月曜は祝日のため開館し、翌7月18日火曜を休みます。お盆期間中は通常どおり、月曜休館です。
※日田インターから小国までの道のりは、通常どおり走行できます
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以下、展示目録より*****
今年は、坂本善三の没後30年にあたります。本展では没後30年に際し、坂本善三が遺したもの、今に伝わる坂本善三の精神をたどってみたいと思います。
まず坂本善三が遺したものの中で一番大きなものは、坂本善三美術館の存在です。善三の没後、善三を愛する人々の多大なる尽力によって当館が誕生しました。美術館の存在は、現在でも坂本善三が語り継がれていく大きな原動力になっています。
そこで本展では、美術館があることによって集まってきた作品、つまり、開館以後に各地から寄贈された作品を展示します。そもそも坂本善三美術館建設構想の起こりは、ご遺族からの作品の寄贈に端を発しますが、開館後は、県内はもとより、遠方からも作品が寄贈されてきました。寄贈された作品の制作年代は様々ですが、長年にわたって各家庭の壁で家族のだんらんとともにあった作品です。画家本人から直接入手したものも多く、思い出深い愛蔵品だったことでしょう。
そんな寄贈作品の中からジャンルや技法を超えて様々な作品を展示します。
あわせて、坂本善三から様々な影響を受けた方々のエピソードを紹介し、坂本善三が遺した精神が今なお息づいている様をご覧いだだければと思います。