ファミリーコース「びっくり箱ドン」
美術館主催のファミリー対象の美術教室、ファミリーコース第3回めは、アーティストの藤原雅哉さんを先生に迎えました。講座の名前は「びっくり箱ドン」。
今回はお休みなし、11家族33人の参加でした。
「みなさん、おはようございますー。今日の先生、アーティストの藤原雅哉さんです」
「えー、おはようございます。藤原です」
藤原先生。大分県で学校の先生もしています。
「今日は、みんなでこのビニール袋に飾りをつけたり、マジックで絵を描いたりして、ながーくつなげたいと思います」
「そして、この黒い箱から…」
「ッドーーン!!、と出す!」
「ほらー、扇風機で空気を入れたら、こんな風になるよ。これをながーくみんなで作ります」
これは何か似てるものがないかなあ?何に見える?
何か思いつくのを言ってみて…と問いかけると、
へびー!
いったんもめんー!
まくらー!
と、ワアワアいろんな意見が出た中に、「ドラゴン!」という言葉があり、みんなでドラゴンを作ることになりました。
「ドラゴンっぽい、龍っぽい飾りを、いろいろつけてな。まあ、それにこだわらんで、なんでもいいんやけどな」と先生。
一応、龍という方向性は示したものの、なんでも好きに作ってください、ということでした。
ハートとか…
お花とか…
真四角のうろこ的なものとか…
ピンクや黄色でファンシーに作るファミリー
セロファンをくしゃくしゃにして、くっつける様子
一心不乱。みんな、カメラなんか見てくれません。
いつのまにか自分に飾りつけてました
「できた」
「見せて―」
「こっちに広げて見せて―」
「それも、見せて―」
みんなの作品を、太いテープでつなげます。
ながーくできました。
びっくり箱も、クレヨンで模様を描きます。
いよいよ!
箱に龍をおさめて、箱を閉じたら…
スイッチオン!
扇風機が動き始めました。
「おー、ふくらんできたー!」
びっくり箱の扉が少しずつ押し開けられ…
「わー!」
「もこもこしてきたー!!」
「でたでた!!!」
「おーー!」
「わー、うえにのびてるー」
空気が入りました~
「ながーい!!」
迫力の頭!
「うわー、食べられるーー!!」
ノリのいいお母さんです。
暴れる龍に、みんなでタッチ!
もぐりこんで、タッチ!
小さい子も、タッチ!
いろんな模様と飾りが見えます。
「あー、みてー! したにうつってるいろも、きれいー!!」
龍がにゅーっと動いて…
お部屋の中をのぞいてます~
また動いて…
玄関から中をのぞいてます~
善三先生の絵を鑑賞!!
にょろにょろ~
こんな扇風機を使ってます。
「ちょっと止めてみるよ~」
中の空気がゆるんで、しなっとなったところをキャッチ!
みんな、自分の作ったところをつかんでます。
「動くぞーー!」
先生が動かしています。
「わー!」
「まってー!」
キャーッチ!
みんなで並んでパチリ。
楽しかったね!
今回は、大きい子も小さい子も、ワイワイキャアキャアおおはしゃぎでした。
大人のみなさんは、そんな子どもたちの表情を逃すまいと、カメラやビデオ撮影が大変だったかも。
最後に龍は切り分けて、それぞれ自分の作ったパーツを持ち帰りました。
暑い中、おつかれさまでした。