レインボー岡山がやってきた!

 7月24日、「子どもと楽しむ善三展」の鑑賞ワークショップを開催しました。
講師はレインボー岡山こと 岡山直之さん。
まずは、子どもたちの群がられながら、自己紹介をする岡山さん。

参加者も自己紹介を兼ねてコミュニケーション。
これも小さな作品。行き交う虹のボールで虹がかかります。

展示室に移動していよいよ鑑賞
岡山さんの導きは、次の質問。
1.なんだこれ?と思う作品はどれか。
2.持って帰りたい作品はどれか。
3.レインボー岡山にプレゼントするとすればどの作品か。
4.善三先生が一番気に入っていたと思うのはどの作品か。

子どもたちは真剣に見ながら一瞬で選んでいました。

子どもたちからその理由を聞く岡山さん。

常に子どもたちに群がられている岡山さんでした。
さすがに子どもをひきつける魅力がある上に、
小国町ではこれくらいなじみのある方でもあります。
さて、館内での鑑賞を終えたら、今度は自分たちで作品をつくり、
その作品を鑑賞しようというものです。


作品作り(シャボン玉を飛ばして、風景をつくる)をしている自分たちも作品の一部であり、それを鑑賞する自分もまた作品に取り込まれている現代美術の構造。
こんな子どもの頃からそれを体験していると、
この子達が大人になったときに抱いているであろう美術の既成概念は、
随分違っているのではないだろうかと、遠い未来を想像しました。

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