中学生鑑賞教室

夏休み期間中、地元の小国中学七年生(いわゆる中学一年生)が、数回にわけて美術館に来館しています。坂本善三美術館の「鑑賞教室」に参加するためです。
この教室は平成14年から行われていて、今年で11回目です。
 
教室は展示室の中からスタート。先生役は、当館学芸員です。
この日は地元のケーブルテレビ、コミュニティーFMの取材も入りました。
開催中の「坂本善三展~坂本善三をめぐる旅」を鑑賞したあと、展示している絵の中から自分の好きな絵をひとつ選んで、えんぴつで模写します。


寝そべって、みんな熱心に描いています。畳敷きだから、気持ちよさそうです。

模写が終わったら、外の軒下スペースへ。
ここではオリジナルの絵を描きます。
テーマは「おぐにカルタ」。
50音の中から好きな文字をひとつ選んで、かるたの文字札と、絵札を画用紙に描きます。
地元・小国のことを取りあげることが決まりです。


みんな、じっくり考えて、友達とあれこれ話しながら作業をすすめます。
なかなか文言が思いつかずに、小国の観光パンフレットを参考にしたり、「ジャージー牛」ってどんなだっけ?と写真の載ったチラシを横に置いて描いたり。



鍋ヶ滝、木魂館、ジャージー牛乳、ほうれんそう、こいのぼり…小国のいろんな魅力をたくさん発見してくれています。この教室はあと3回、開催予定です。
いずれ、作品は美術館で展示する予定です。お楽しみに~。

美術館の更新情報を受け取る