中高一貫 地域部活「おぐに美術部」始まりました

坂本善三美術館・小国町教育委員会では、小国郷(小国町と南小国町)の中学生・高校生の表現の場として、地域の美術部「おぐに美術部」を創設しました。活動は週2回、放課後に町の施設「おぐに町民センター」で行います。学校管轄の部活ではありませんが、子どもたちの活動は中学校で学校部活と同様に評価していただけることになっています。
おぐに美術部の主な活動は、「美術の実技」「アートプロジェクト」「デジタル技術」の三本柱。これ以外にも、みんながやってみたいことになんでも挑戦できます。大人が教える「教室」ではなく、みんながやりたいことを大人がサポートする集まりです。
4月20日に第1回目がありました。中学校1年生だけでなく2年生も来てくれて、中にはクラブを掛け持ちしてきてくれている子もいます。小学校の時にZENZOアートクラブに参加してくれていた子も多く、みんな「楽しみで楽しみでしょうがない!」といった表情なのがとてもうれしかったです。
現在メンバーは12名。まずは、6月19日に行われる「プロダクツで作る善三展」のオープニングショーでの活動に取り組みます。ショーに参加するアーティストたちや東京・森美術館のユースプログラムの参加者たちと交流するなど、普通の美術部では体験できないような、なかなか濃い内容が続きます。
これからのおぐに美術部の活躍にどうぞご注目ください。

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