地域創造大賞(総務大臣賞)表彰式
去る1月15日、平成27年度地域創造大賞(総務大臣賞)の表彰式が東京のホテルグランドアーク半蔵門にて行われました。この賞は、財団法人地域創造が「地域における文化・芸術の振興による創造性豊かな地域づくりに特に貢献のあった公立文化施設を顕彰する」賞で、今年度は、当館を含む7施設が受賞しました。
この賞は、施設とその施設を運営している自治体が表彰されるのが特徴で、小国町からは北里耕亮町長と学芸員山下が出席し、北里町長が表彰状を、山下が記念の盾を森屋総務大臣政務官から授与されました。
振り返れば、故郷に作品を遺してくれた善三先生、美術館を作ることに尽力した皆さん、美術館の活動に応援・協力し続けてくれる皆さんの、長年にわたる思いがこの受賞へとつながっています。美術館だけでなく、小国町の皆さんや美術館にかかわってくださったすべて皆さんの姿勢が表彰されたのだと思います。
これからもますます張り切ってまいりたいと思いますので、これからも坂本善三美術館をどうぞよろしくお願いいたします。
地域創造大賞について詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.jafra.or.jp/j/library/letter/new/index.php
―後日談―
表彰式も無事終わった2月初め、「グレーの会」(熊本県内の5つの公立美術館学芸員有志からなる美術館活動研究会)のメンバーが中心となって、このたびの受賞の祝賀会を開いてくれました。熊本県には、地域創造大賞の受賞施設がなんと4つもあり(熊本市現代美術館、熊本県立劇場、つなぎ美術館、坂本善三美術館)、歴代受賞館に加え、作家や地元新聞社の皆さんなども集まった豪華な集まりでした。
その時に、皆さんから記念品をいただいたのですが、善三美術館からのリクエストは金色の包装紙でおなじみの、あのベルギーの高級チョコレート。スタッフ一同何よりのご褒美となりました。