型染め教室最終回
5月にはじまった型染め教室、今回6回目で最終回です。
前回糊づけして干して乾かした布の、糊を落とす作業をします。
こちらの受講生は、糊の部分(藍の色に染まらない、白く仕上がる部分)が多かったので、糊を落とすまでの間にカビがつかないよう、先生が洗い落として仕上げてもらっていた方です。今回、先生の手によってすでに完成した、自分の布とご対面です。
「わあー」
「できてる~!! うれしいー!!」
他のみなさんは、これから洗いの作業です。
布が、なるべくヨレないよう、平たく折り返しながら、水に漬けていきます。
プリーツ状に、浸かってます。
これを、しばらく水に漬け、糊をふやかしてから、ジャブジャブ、引き上げてはまた漬け、引き上げてはまた漬け、糊を落としていきます。藍の色まで落としすぎないように、布をこすったり揉んだりは、しません。
(もう仕上がっている方も、この日欠席された方の糊落としをしてくださいました)
3回、違う桶でジャブジャブします。これは1回目の桶。黄色がかった色はアクの色だそうです。桶を替えるたびに、黄色みは薄くなっていきます。
この丸い桶が3回目の桶。
この一連の洗い作業は、本当は川で、流れる水でするといいのだそうです。
洗い水を濾したら、こんな糊が取れました。
洗い終わったら、次は乾かします。
しかし、ここでも布に負担をかけないよう、絞ったりはせず…。
これは、少しでも水分を飛ばそうと、二人で端を持って上下に振っています。
その後、吊るして、水をぽたぽた落としました。
最後に、アイロンで、乾かします。
欠席の方の布。
完成です。
みなさん、ご参加ありがとうございました。
これまでの講座の様子は、こちら→5月、6月①、6月②、7月①、7月②