森美術館との連携活動 第1回目

森美術館との連携プログラム始まりました。
5月27日はその第1回目です。
善三美術館からは「おぐに美術部」のメンバー13名中10名が参加、森美術館側からは中学生から大学生まで約20名が参加して、森美術館のアソシエイト・ラーニング・キュレーターである白木さんの話を聞きながら、みんなでアートについて意見を交換しました。
中には海外から参加している中学生もいて、小国にいながら日本国中と、ましては海外とも、つながる楽しみを経験できました。

白木さんは、話の中で「アートとは何だろう?」と問いかけました。
それに対する美術部メンバーの答えは・・・・
「人を変えられる力を持っているもの」
「日常」
「自分の心を表すもの」
「なんにでもなるもの」
「みんなを楽しませることができるもの」 などなど。
いつもわいわい騒いでいるみんなもこんなことを考えているんだな。

そのほか、画面の向こう側の皆さんもそれぞれ自分の言葉で表現していて、一つ一つにその人独自の解釈が潜んでいることがよく伝わりました。

言葉はその人の心の裂け目みたいなもので、小さな言葉からもその人自身の心の中を感じることができるような気がします。それがたとえ画面越しでも、少し心を寄せることでちゃんと伝わってくるのだなということがわかり、うれしく思いました。
7月まで全4回のプログラム。次回6月10日は善三美術館の活動を報告します。
(記:学芸員山下弘子)

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