美術コース最終日
10月8日(土)風呂敷を染める美術コースの最終日でした。
ぽつぽつ雨の降る中でしたが、皆さんの笑い声の絶えない和やかな教室となりました。
この日の工程はふたつ。「定着」と「水元」です。
「定着」は、強アルカリの液を塗ること。
染料が酸性なので、アルカリを塗ることで中和し、色落ちを防ぐ効果があります。
塗り残しのないようにたっぷり塗って・・・。
しばらく放置して「水元」。”洗いあげ”の意味です。
何度も水を替えて、余分な染料や糊を洗い流します。
水をくみかえるのがなかなか大変だったのですが、中学生のMちゃんがせっせと手伝ってくれて大助かりでした!
糊がふやけると、模様の白地がくっきりと現れます。
全行程の中で最も嬉しい瞬間です!そこここで歓声があがりました。
洗い終えたらもう一仕事、”脱水”です。
絞ると色移りの恐れがあるので、二人一組で上下に振って水を飛ばします。
息を合わせて、膝を使って・・しぶきを顔に浴びながら!
やってても見ていても楽しい工程です。
作品を軒下に干したら完成!
色とりどり、思い思いの作品がそろいました。
あっという間の6か月、素敵な生徒さんのおかげでとても豊かな時間となりました。
感謝感謝です!またお会いしましょう!