美術教室ファミリーコース2回目

 
坂本善三美術館の美術教室・ファミリーコースの第2回目が、6月23日(土)に開催されました。
参加したファミリーは7組23人。ワイワイにぎやかな教室になりました。

今日の講師は穴井喜織さん。オリジナルのTシャツや、かばんを作ります。
子どもが描いた絵を、Tシャツやかばんにシルクスクリーンでプリントします。

まずは、プリントする絵を、スクリーンにおさまるように縮小します。
それから、絵を、シルクスクリーンに転写!

真剣です。こまかい絵を丁寧に描いています。がんばって~

「どう?できてる?」
「うん…」

シルクスクリーンに絵を描いたら、そこに膜を作る液(なんていう液だったかな…すいません。聞きそびれ~)を塗ります。黄色い液です。子どもたちは「なんかくさいね」「きのこのにおいがする」と言っています。

「ぼくもやってみる!」
上手です。さすが今日の子ども最年長さん!
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塗ったものをドライヤーの風をあてて乾かします。いろいろする作業があって、忙しいんです。
子ども同士でブンブン乾かしています。
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黄色い膜が乾いたら、今度は別の液を筆で塗って、描いた絵の線を消していきます。


裏側からもふいたりして、消す!
すると、絵の線の部分だけ、黄色い膜がなくなります。
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いよいよ!
布バッグにシルクスクリーンを載せて、色づけです。
これで、描いた絵の線に色がつきます。
スクリーンの上に、ビンから出したインクを落として、ハケでならします。
すると、線の部分からインクが下に通るのです。
「けっこうたっぷりインクをのせて、いいですよ」
これは、紺色の布バッグに黄色いインク。
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そして、先生のデモンストレーションを見たあと、自分たちで…。

「うわ~、できた~!!!」

こちらは、白い布バッグに赤いインクです。
「ゆっくり、ゆっくり」

じゃ~ん!!
かわいい!!

看護婦さんの絵ですね。くまちゃんもいます。キュートです~。

とってもポップな絵。ピンク地のバッグに緑のインクで、かわいく仕上がりました。

こちらは、かたつむりがモチーフだそうです。
みんな、いい感じですね~。
あっという間の2時間でした。
少し時間をオーバーして、いろんな作品ができました。
「帰ってから、アイロンかけてくださいね。アイロンで色が定着します」
…という説明を最後に、今回も無事終了しました。
みなさん、おつかれさまでした~。また来月!
次回は、ボディーペイントです!
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子どもたちは、作業もしつつ、庭にはみだして遊びつつ、楽しんでいました。
ひとり保父さん状態で子どもたちの相手をしてくださったお父さん、ありがとうございました。

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