下城小学校鑑賞体験教室

今年も、町内の小学校6年生を対象にした鑑賞体験教室が始まりました。
今年のスタートは、下城小学校から。5・6年生11名が来館しました。
真剣な表情の下城小のみなさん
まず「坂本善三とヨーロッパの版画展」を鑑賞。それぞれに一番好きな絵を選んでもらい、その理由も考えてもらいました。
今回展示されているのは全て抽象の作品。
一人の子は、アルトゥングの作品を見て「暗闇の中に一筋の光がさしているみたいだ」といいました。また別の子は、善三先生の作品を見て「家族のことを思い出した」といいました。
毎年毎年子どもたちの感想には感動します。何度も言いますが、私たちにできることは、作品の解説をすることではなく、この感性を壊さないように育てていくことだなと、再度気持ちを新たにしました。
さて、来週からも続々小学生が来館します。
どんな言葉が聞けるのか、今からわくわくします。こっちもそれにこたえられるよう、心を開いて待っていようと思います。

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