「旅する美術館やね」
先日おみえになった某作家さんが、「この、まわりの景観というか、雰囲気がいいもんね」と、周辺と一体となった“たたずまい”をほめてくださいました。
そして、こんな風におっしゃいました。(言葉は多少違うかもしれませんが、おおむねこんな感じ…)
「ここのうっそうとした木立ちの中の、古い日本家屋の、この雰囲気まるごとがいいんやろうねえ~…。なんか展示があるけん見にくるとかっていうより、旅しに来る、そうやね、ここは“旅する美術館”やね」
ご来館の際には、この古い建物も、畳の香りも、庭も、隣の神社も、大きな杉の木の下のすがすがしい空気も、まるごと感じていってください。