制作道場13日め「ブリッジ拓」
制作道場13日めは、「ブリッジ拓」です。
魚拓ならぬ人拓をとりました。
まっぱだかにローラーで墨をぬり、紙にダイブ。
りっぱな人拓がとれました。
すでに開館した時間に美術館の展示スペースで作業したため、障子のすきまから外を伺いながら、お客さんが来るか来ないか、見張りつつ、撮影しました。
撮影の最中も、「あんまりきわどい部分を写さないように」気をつけて撮りました。でも、「むしろ、くるみちゃんの記録としては、まっぱだかで作業したってことがわかったほうがいいんじゃないの?」という意見もあり…。結果として、おしりが写った写真はあります。
撮影後、本日の衣装をつけたくるみちゃん。
紙にうつしとったところは、墨がかなりど落ちていました。
本日の舞台。美術館の部屋のなか・前日描いたふすまの水墨画の川の部分から、川が流れている…ということになっています。前日のイカの衣装が、川のせせらぎに形を変えています。
展示室では、くるみ拓と本人がブリッジしています。
後ろ頭がブリッジ。つまり、本人は四つんばい状態です。
美術館でブリッジする作家を目の当たりにして、この日は次から次にお客様もブリッジしてくださいました。
下の写真は、「よかったら~」とお誘いして、ブリッジしてくださった方々。
地元の中学生、小学生のほかに、S県T市の高校で美術の先生をしているというTさんご家族も。ありがとうございました!
みんな、ブリッジの興奮さめやらず?、位置を変えて再びブリッジ。
そのうち、ブリッジの下をブリッジ歩行でくぐるという、ブリッジインブリッジに挑戦する子どもが!
「おれはブリッジしたらぶつかる…」と、普通にくぐるおにいちゃん。
中学生ブリッジ!小学生も!
感じのいい若いお二人が「私たちも…」とブリッジ!
「背中におっぱいつけると、もっと感じが出るんじゃない?」
紙をまるめた人工おっぱい挿入。
夕方になって空模様が怪しくなり、雨が降る直前に庭にはみでた川部分を片付けました。
くるみちゃんは「エコシャワーする!」と庭に飛び出し、雨で墨を洗い流す作戦です。
作品としての表の顔 ↓
でも、雨ではさすがにすべては落ちませんでした。
最後はホースで。
おつかれさまでした~。
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