8日め「影」
8日めの作品は「影」。
くるみちゃんが?影?になります。こんな感じで。
※某町長、公務で移動の途中、一瞬だけ立ち寄って頂きました
「なんか…、ちょっと足が触れてるのが、なんとも…」
影の温かみを感じて頂けたようです。
お客様がやってくるのを待つ、影。(隅にいます)
手前の靴跡のようなスペースに足を置いて立つと、何も言わなくても影がくっついてきます。
いろんなお客様にまとわりつきます。
影、だんだんずうずうしくなって、
「ちょっと、ついてきてください。壁際に行くのがおすすめです」
などと指図しはじめました。
「どうですか?影っぽくないですか」
子どもにまとわりつこうとして、置いていかれる影。
さすが、大人は思いやりの心を持ち合わせているものだなあ、ということを改めて思い知ります。
大人にも、置いて行かれそうに。
「待って」
「待ってください」
「あっ」
ぴたり。
でんぐり返し。影ってどうなるんだろう?
ロデオマシーンだと??
寝そべる人に、影。
この影、上手です。
子どもとジャンケン。影の負け。
意外とノリの良かったお客様。ありがとうございます。
「逆立ちとか、おもしろそう」
…というわけで、運動得意なスタッフ宅の息子さんが呼び出されました。
小学6年生。美しい逆立ちです。しっかりキープしてくれました。おかげで写真は何枚も撮れました。
影としては向きが反対ですが、まあ、よいでしょう。
閉館後、善三先生の作品と。影も引き立ちます。
スイカにも、影。
影もいただきます。美術館のご近所さんから頂いたスイカです。いつもありがとうございます!
お疲れさまでした。
作品「影」は、実は今年この日までの作品の中で、一番身体的にきつかったそうです。畳を背中ではいずりまわるのも大変なら、スイスイ歩いたりするお客様につきまとうため回転移動するのも、これまた頭への振動が結構あって、頭がクラクラ、具合が悪くなりそうなものだったようです。でも、見てる側にはとても楽しい作品でした。
ところで、今日の常連さん。
どうにもこうにも、フォトジェニックです。明日も、お待ちしています。
8月6日「影」のくるみちゃん本人の反省日記
若木くるみの制作道場のサイト(反省日記とツイッター入口があります)
昨年2013年の、制作道場サイト