くるみ、131kmでした
「若木くるみの三日坊主 走れ!お前」。
3日目の報告が遅くなりました。
3日目のスタートです。この日は曇り。
小国の町なかを抜けます。
途中、偶然、昨年滞在時の大家さんに出会いました。
前日サイコロをふってくれたMちゃんが、「くるみちゃんとはしりたい」と駆けつけてくれました。
家の外で待ち構えててくれたお母さんと子ども。
人通りのない杉林の山道。
スタッフも道がよくわからない地区は、地元の方に道案内して頂きました。
案内ついでに伴走してくれた小学生。
道案内のみなさんとは、ここでおわかれ。
国道を経て、また山道へ。
山道、上り坂。
トイレをお借りしつつ。「きりばる食堂」。
途中、何人もの方々が、走るくるみちゃんを追いかけて駆けつけてくださいました。昨年のくるみちゃんの展覧会「若木くるみの制作道場」のお客さんも何組も来てくださって、感激もひとしおのようでした。
走って走って…。
美術館の閉館時間の17時にゴールしようということで、時間を見ながら走ります。
ここを曲がると美術館!
子どもが迎えに出ていました。
美術館では、お客さんがたくさん待っててくださいました。
ゴールです!
「みなさん、お待たせしました~!
わたし、ここで何かひとこと、言ったほうがいいのかな!」
「ありがとうございました!」
おつかれさまでした!
3日間、くるみちゃんが走った距離です。
6月12日(金)42km。晴天、かなり暑い日でした。
6月13日(土)39km。大雨、風、季節外れの寒い日でした。
6月14日(日)50km。曇り。一番走りやすい日でした。
3日間の合計、131km。
小国は、平坦な地形ではありません。アップダウンの多い、大変なルートだったと思います。そんな道のりを3日間で131km。
でも、走り終えたくるみちゃんは、「楽しい、楽しい、3日間でした!」とあいさつしていました。
「たくさんの方に応援してもらって、ほんとに力になりました」と言っていました。
くるみちゃんに会いに美術館に来てくださった方が沿道に駆けつけてくださったのも励みになったことはもちろん、期間中、小国町の町内放送で「若木くるみさんが、町内を走り回ります…」と告知していたこともあり、くるみちゃんが走っているのを見かけると、おうちから、車から、畑から、よく声をかけて頂き、それも大変うれしいことでした。昨年の「若木くるみの制作道場」の様子は、地元のケーブルテレビで毎週「今週のくるみちゃん」コーナーとして紹介されていたため、小国町民は小学生から年配の方までくるみちゃんをよく知っているのです。
「くるみちゃん、次はいつ小国に来るの?」
と、何人もの方から尋ねられました。
「10月25日に、また来ます!」
以上、「若木くるみの三日坊主 走れ!お前」でした。
※10月25日(日)は、坂本善三美術館開館20周年記念で、「善三祭り」開催です。
20周年記念感謝祭として今年美術館に登場する4組の作家のみなさんが全員集合します。