ZENZOアートクラブ第五回
“アートによる次世代育成プロジェクト”「ZENZOアートクラブ」。
小学校3年生から5年生までの9人が参加しています。
「みんなで何をしようか」から話し合いをはじめて、第1~3回はツリーハウスを作るプランを立て、夏休み中の第4回目は一泊二日のスケジュールで二本の木を土台にしたツリーハウスの床部分までを作りました。そして先日、第5回目を開催しました。
これからツリーハウスをどう仕上げていくかの話し合いと、その作業です。
壁を作ろうだの屋根はどうするだの、自由な発言を繰り返す子どもたちの手綱を締めるのは、アーティストのレインボー岡山さん。この活動の主体は子どもたちで、岡山さんは、あくまでサポートをする役回りという設定です。発想と現実の乖離もすぐには指摘せず、じっと我慢強く耳を傾けてくださってます。
話し合っているうちに、ツリーハウスに「色を塗りたい派」と「塗りたくない派」に分かれて議論がはじまりました。「カラフルにしたい」「自然のものだから、そのままがいい」両者ゆずらず、話し合いは平行線です。
しばらくして、「違うことも考えてみよう」と岡山さんの提案を受けて、みんなで「看板づくり」をテーマに話し合い、色のことはさておき看板をつくることに。
実はここでも「旗」「吊るす」「立てる」と、いろんな形の看板に意見が分かれ、「もうそれぞれに作ろう」ということで、それぞれ思いどおりの看板づくりがはじまりました。
この日は完成をみる前に時間がきてしまい、作業は途中でおしまいです。
おつかれさまでした、とあいさつをした、そのあとです。
「キャーーーーー!!」
この日の一番の盛り上がりは、ここから始まりました。
シート代わりに敷物にしていた大きな段ボールをそりにして、庭の斜面をすべりはじめた女子たち!
大騒ぎです。
「たのしーーい!!もう一回!!」
「キャアーーーー!」
男子は、段ボールをちょっと加工してそり仕立てに。
終わってから1時間近く、おおはしゃぎで遊びました。
みなさんおつかれさまでした!
また来月!次回が最後です。