美術コース 染色教室 

9月2日(土)すっかり高くなった青空のもと、今月も染色教室を開講しました。

いつの間にか来月一回を残すのみとなった教室。回を増すごとに皆さん仲良く、和気あいあいとあたたかな空気です。

名残惜しい気持ちでスタートしました。

 

本日の内容は“媒染”と部分的な“重ね染め”。

 

今回はアルミ媒染。

ミョウバンを溶かした液を刷毛で全体に塗布すると、発色がよくなり、色止めの役割もあります。

それから、前回の染料3色(茜・胡桃・ウコン)をさらに煮詰めて濃くしたものを、小さい刷毛で模様に彩色。
時間があればちょっとやってみるくらいのつもりでしたが、皆さんはまって染めて、お茶飲みもそこそこにあっという間に終わりの時間。

 

始まりは、二種の生地、三種の型、三種の色だったはずなのに、どれも個性の光る全く違う作品に仕上がってきているから不思議です。

 

次回はいよいよ最終回。
10月14日(土)場所をくぬぎの森(小国町西里)に移し、薪で火を焚いて作品を蒸し、小川で水元(洗う)を予定しています。

ご期待ください。

美術館の更新情報を受け取る