制作道場19日め、小国中ワークショップ5、父の背中

制作道場19日め、8月20日は「小国中ワークショップ5」と「父の背中」です。
午前は、ワークショップ。
いつものことながら、くるみちゃんの後ろ頭に顔を描くことからスタート。
「やりたい人!」と問いかけても、みんなもじもじするのもいつものこと。
この日は、「じゃあ、いちばん遠くにいる、そこの男の子!」と一番はなれたところで我関せずの顔をしていた男の子を指名しました。
えー!?と言いながらも、ニコニコと顔描き役をつとめてくれました。

「元気100倍!とか書く?」という声もあがって、アンパンマン?のできあがり。

そして、中学生が実践します。まずは二人ひと組で数字。

ちょっと人数を増やしてひらがな。

「わからん、もっと強く書いてー。…書きよる?」
「書きよるよー」

そして、この日はくるみちゃんから新しい提案が。
「じゃあ、最後は、みんな丸くなってやってみよう!」

「みんな、並んで、丸く輪になってー。今度は、たべものをかきまーす」
「…。」
「せんせー、丸くなったら、描いた絵が、まだ描いてない人たちに見えるよー」

「ああーっ!
ホントだ!!
気づかなかったー!!」

「でも、背中を外側にしたら、見えないんじゃない?」とか
「みんな、前の人の絵は、見ないようにする!」とか
どうしても「輪になる」ことにこだわったくるみちゃん。
「じゃあ、描かれるまで目をつぶっていようか」
ということになり、みんなで目をつぶって順番が来るのを待ってくれました。

ご協力ありがとう。
 
一番手が描いたのは、さくらんぼ。

さくらんぼを伝えていきます。
途中、ぶどうに変身!


「…。わからん」

「こんなんかな?」
「えー、ぜんぜんわからんーー」

「わからなくていいんだよ、でも、線を感じて、感じたまま手を動かして!」と、くるみちゃん。

最後の3人は、こんな風に伝わりました。進んだ順番は、左←真ん中←右。

おつかれさまでした~。
そして、午後。
「父の背中」です。

中学生が、ワークショップ終了後、書いてくれました。
「父の背中」をやりながら雑談しているうちに、お客さん(ワークショップも見学しながら手伝って頂きました。ありがとうございました)が、一曲歌ってくださいました。

くるみちゃんの大学(京都)の後輩くんが、自転車旅行の途中、立ち寄ってくれました。
大学にポスターが貼ってあるのを見たのだそうです。ありがとう!

そして、そんなかたわらで、翌日の「くルンバ」の準備をしていました。
なんせ、“毎日展示替え”なもので…。

「くルンバ」の報告もお楽しみに!
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